マイペース・ライフ
ユングがこんなことを言っています。
「私たちは人生の午前のプログラムに従って人生の午後を生きることはできない。
午前には素晴らしかったものが夕刻には取るに足りないものとなり、
朝の真実は夕方の嘘になってしまう」
人生8倍速男
私は友人から、「人生8倍速男」などと言われたことがあります。
何事もやるからには効率よく生きたい、という思いが表面化していたときもありましたし、フォトリーディングや速聴を勧めているので、なるほど納得です。
しかし、今の私は昔のようにでも何事もスピード・アップして、効率よくしようという人生スピード狂では今はありません。
スピード化、効率化を目指すのは実は選択の幅を広げるためにしているのだと思います。
その上で、今はどの価値観の元にどのくらいのスピード(ゆったり・速い)、効率・味わいを決めることが大事だと思います。
人生をゆったり歩くことによって味わうのが良い時期・事象もありますね。
でも中には本人の価値観にとって優先度の低いものは新幹線のようにスピードをアップして通り過ぎても良いのだと思います。
「新聞を端から端まで3時間かけて熟読するのがとても価値がある」と思っている人が少ないので、本1冊分くらいの文字量のある新聞を多くの人は5分か10分程度で興味のある記事だけを拾い上げて読みますね。
それでいて、オリンピックの記事で中高年の星・アーチェリー銀メダルの山本選手の記事を目にすると一字一句味わいながら、何回も読んだりします。
文意は一瞬で読み取れるとしても、頭に刻み込むようにじっくり読みます。
ところが、そのように読みたい記事でも、今から楽しい旅行に出かける朝だとしたら、さらっと読んで終わりにしたりします。
このような自覚はなくても多くの人が無意識にそのようにしているものですね。
そのようなことから、スピード化に対応できる技術を身に付けた上で、価値観や状況に合った自分なりのペースで歩むことが大切なのだと思います。
スローライフ
ついついスピード化・効率化・競争意識だけで生きていく価値観が40歳の頃まで染み付いて何事もスピード化を図ることが唯一の目的と考えたりしていましたが、その価値観を引きずりつつあることに気づかないで一生を過ごしてしまう可能性もあったと思います。
そう思うと、スロー・ライフを推奨している人たちも何事もスローにすることを言っているのではもちろんなく、スピード化に対応できるスキルやツールを持った上で、自分のペースで生きましょう、と言っているのだと感じられます。
たとえばワイン作りを考えて見ましょう。ワインやお酒などは長く熟成させると素晴らしい味になりますよね。
この熟成をさせるという部分はスローですが、種をまいてワインの木を育てる部分は、『ゆっくり、あせらず種をまいている』わけではありません。
早く種をまかないと、熟成せる余裕がなくなってしまいますから、種は直ちにまく必要があるわけです。
夢も熟成した方が味わい深いものがあるように思います。【宝地図】は夢を熟成するのだと思います。
そして新しい夢を寝かせ始めるのはあなたにとって今が一番早いタイミングですね。
フォトリーディング・インストラクター 望月俊孝
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